Tell Me

The Rolling Stonesの1964年にリリースされたファーストアルバム『The Rolling Stones』より。同年アメリカ、日本でシングルとしても発売されました。GSのオックスもカバーして失神者を出したことでも有名です。TGではサリーのボーカル曲で、2012年1月24日のほぼ虎コンの最終日、武道館で披露されて、今回も同曲が選ばれました。

Holiday

Bee Gees が1967年にリリースした曲で、日本では「Massachusetts（マサチューセッツ）」のカップリング曲として同年リリースされました。

I’m Henry VIII, I Am(ヘンリー8世君)

ピーがカバーしていたのはイギリスのバンド、Herman’s Hermits（ハーマンズ・ハーミッツ）による1965年にリリースされたもの。これの更に元になっている曲は、イギリスのミュージック･ホールで活躍したHarry Champion（ハリー・チャンピオン）による歌で、1910年に発表されたものです。ピーが武道館で講義＆歌っていましたが、替え歌もたくさんありますね。

Time Is On My Side

元々は1963年にアメリカのソングライター・プロデューサーのJerry Ragovoy(ペンネームNorman Meade)によって書かれた曲でトロンボーン奏者のKai Windingが演奏していました。この時は”Time is on my side” と “You’ll come runnin’ back.”　の部分しか歌詞がありませんでしたが、1964年にJimmy Normanによって残りの詞が加えられたものをローリング・ストーンズがカバーしました。

• Kai Windingバージョン

1982年のライブを貼ってみました。TGが同窓会コンサートやってた頃ですね。どの時代のムービーを見てもまんべんなくカッコいい、さすが超スーパースターです。

Under My Thumb

こちらもローリング・ストーンズの曲で、 1966年リリースのアルバム『Aftermath（アフターマス）』に収録されています。日本ではシングル曲として1968年にリリースされました。ストーンズのライブ映像はたくさん出回っているので、時代ごとに聴き比べるのも楽しいですね。

I Understand

原曲は古いスコットランド民謡の「Auld Lang Syne（オールド・ラング・サイン）」で、「蛍の光」のオリジナルとしても有名です。

1953年にアメリカの黒人ボーカルグループThe Four Tunes(ザ・フォー・チューンズ)がリリースした曲は、メンバーのPat Bestによって原曲からヒントを得て作られました。この時、歌詞は新たに作られました。

 

1961年にThe G-Clefs(ザ・ジー・クレフス)がカバーしてヒットさせたバージョンはもっと原曲のエッセンスが入っていますね。

 

TGが参考にしたのは、Herman’s Hermitsのカバーのようですが、これは1965年にリリースされた彼らの最初のアルバム『Herman’s Hermits』のアメリカ版に収録されています。

タイガースのテーマ

オーディションによって結成されたアメリカのバンドThe Monkees（ザ・モンキーズ）による「Theme From The Monkees（モンキーズのテーマ）」(1966年)が原曲。当時彼らがメインで出演していたTV番組「ザ・モンキーズ」のテーマソングになりました。
当時、TGの事務所側はモンキーズ路線で売り出したかったみたいですけど、モンキーズ自体も作られたアイドル路線を嫌ってプロデュース側といざこざがあったんですね。

こんな感じで完虎コンサートでカバーされた原曲・カバー曲を並べてみましたが、TGはこれ以外にも本当にたくさんの曲をカバーしていますね。
もし、TGが解散していなかったとしたら、他にどんな曲をカバーしていたのか想像することがあります。管理人が一番聴きたいカバーはQUEENの「ボヘミアン・ラプソディ」です。タローさんにピアノを頑張ってもらって、あのコーラスをTGバージョンで聴けたら。。。
みなさんはこんな曲をカバーしてたらなあーというのありますか？