Historyバンドの歴史
- 1955
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- 瞳みのる、森本太郎が京都市立仁和小学校3年生で同級生となる。
- 1959
- 瞳みのる、岸部修三(一徳)、森本太郎が京都市立北野中学校に入学。瞳と岸部は、2、3年時に同級生となる。
- 1961
- 中学3年時、瞳みのると岸部一徳が東京への修学旅行をきっかけに大の仲良しに。岸部の低音の魅力に気付いた瞳は学校でプラターズの「You Never Know」をよく歌わせていた。
瞳と岸部は一緒に自衛隊幹部候補生の試験を受けるが2人とも不合格に。
- 1962
- 森本と岸部、瞳が高校進学。瞳は山城高校定時制へ。
- 1963
- 別々の高校に進学した瞳みのる、岸部一徳、森本太郎が偶然再会。毎週のように京都四条河原町のダンスホール「田園」に遊びに行くようになる。服装は当時流行のアイビールックであった。
- 1964
- 加橋かつみが瞳の通う京都府立山城高校の定時制に入学。瞳と仲が良くなり、他のメンバーとも一緒にダンスホール通いや麻雀などをして遊ぶようになる。
- 1965
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- 5月7日、沢田を除く4人でバンドを結成、みんなで練習を始める。
- 6月4日、加橋がバンド名を「サリーとプレイボーイズ」と命名。
- ?月?日、京都のダンス喫茶「田園」で、他のバンドのバンドボーイをしていた沢田をスカウト、バンド名も「ファニーズ」に改称する。
- 11月3日、岸部のお兄さんの結婚式にて「サリーとプレイボーイズ」が演奏。
- 1966
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- 9月に瞳、11月に森本が20歳を迎える。
- 1月1日、正式に沢田がファニーズに加入。
- 1月15日、姫路国際シネマに出演。初めての大ステージ。共演はリンド・アンド・リンダース
- 2月1日、大阪のジャズ喫茶「ナンバ一番」のオーディションに合格、専属バンドとして週2回の出演が決まる
- 2月12日、ファニーズのファンクラブが、ビートルズ・ファンクラブの森ますみさんにより結成。当初から300人もの会員がいた
- 3月26日、岸部がビートルズのポールと同じベース(ヘフナー)を購入。当時でも6万1000円
- 5月10日、京都会館第一ホールでの「全関西ロックバンド・コンテスト」でローリングストーンズの「サティスファクション」を演奏し、約30バンドを抑えて優勝。賞金で購入したオーダーメイド衣装は 『僕のマリー』のジャケット写真で着用されている
- 5月13日、大阪のアパート「明月荘」にメンバー全員で引越して合宿生活を始める。
- 6月、ビートルズが来日。森本以外の4人+岸部四郎で、お揃いのスーツで日本武道館での公演を見に行く
- 9月12日、「ナンバ一番」に来た内田裕也氏に、東京に出てこないかと誘いを受ける
- 10月9日、「ナンバ一番」にて渡辺プロダクションのオーディションを受ける
- 10月28日、渡辺プロとの契約が決まり、京都祇園の菊梅旅館にてメンバーの親も立会いのもとに契約書を交わす
- 11月3日、京都府立植物園でファニーズお別れ会
- 11月9日、新幹線こだまで上京。千歳烏山で中井マネージャーと共に合宿生活開始
- 11月15日、初出演のテレビ番組「ザ・ヒットパレード」収録。出演直前、作曲家のすぎやまこういちによってバンド名「ザ・タイガース」と変更される
- 11月19日、初任給をもらう(6万円)
- 1967
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1月に岸部が20歳を迎える。
2月5日、シングル『僕のマリー』でポリドールからレコードデビュー。(B面/こっちを向いて)
5月、2枚目のシングル『シーサイド・バウンド』をリリースし、大ヒット。一躍スターに。(B面/星のプリンス)
8月20日、3枚目のシングル『モナリザの微笑』(B面/真赤なジャケット)
11月5日、初のアルバム『THE TIGERS ON STAGE』リリース。ライブ盤がデビューアルバムという珍しいケース。
- 1968
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2月に加橋、6月に沢田が20歳を迎える。
1月5日、4枚目のシングル『君だけに愛を』(B面/落葉の物語)
3月10日、日本武道館で「ザ・タイガースショー」イベント。新曲『花の首飾り/銀河のロマンス』がお披露目された。
3月15日、5枚目の両A面シングル『花の首飾り/銀河のロマンス』
4月10日、初の主演映画『世界はボクらを待っている』封切公開。
4月20日、映画『世界はボクらを待っている』のサウンドトラックアルバムリリース。
7月5日、6枚目のシングル『シー・シー・シー』(B面/白夜の騎士)
8月12日、「ザ・タイガース・ショー~真夏の夜の祭典」を後楽園球場で開催(日本初のスタジアムライブ)
10月1日、7枚目のシングル『廃虚の鳩』(B面/光ある世界)
11月25日、アルバム『ヒューマン・ルネッサンス』リリース。
12月1日、8枚目のシングル『青い鳥』(B面/ジンジン・バンバン)
12月19日、2作目の主演映画『華やかなる招待」』封切公開。
- 1969
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3月、加橋かつみ脱退、岸部一徳の弟・岸部シローが加入
4月5日、9枚目のシングル『美しき愛の掟』(B面/風は知らない)
7月12日、3作目の主演映画『ハーイ! ロンドン』封切公開。
7月25日、10枚目のシングル『スマイル・フォー・ミー』(B面/淋しい雨)
8月5日、11枚目のシングル『嘆き』(B面/はだしで)
12月1日、12枚目の両A面シングル『ラヴ・ラヴ・ラヴ/君を許す』
12月1日、沢田が初のソロ・アルバム『JULIE』をリリース。
- 1970
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2月1日、岸部兄弟がサリー&シロー名義でアルバム『トラ70619』をリリース。
3月20日、13枚目のシングル『都会』(B面/怒りの鐘を鳴らせ)
4月26日、日本万国博覧会のEXPOホールで「ザ・タイガース・ショー」開催
7月1日、14枚目のシングル『素晴しい旅行』(B面/散りゆく青春)
8月22日、田園コロシアムでコンサート。
9月15日、アルバム『THE TIGERS AGAIN』リリース。
11月20日、15枚目のシングル『誓いの明日』(B面/出発のほかに何がある)これが最後のシングルとなる。
12月7日、解散を発表
12月15日、アルバム『自由と憧れと友情』リリース。
- 1971
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- 1月24日、日本武道館で解散コンサート。
- 2月20日、田園コロシアムでのライブを収めたアルバム『ザ・タイガース・サウンズ・イン・コロシアム』リリース。
- 7月10日、解散ライブを収めたアルバム『ザ・タイガース・フィナーレ』リリース。 コンサート後、すぐに瞳みのるは京都に戻り、芸能界を引退。母校の山城高校に復学し、翌72年慶応大学文学部に合格。
- 沢田と岸部一徳は、萩原健一、大野克夫、井上堯之らとともに「PYG」結成。71年~72年にかけて、シングル5枚、アルバム2枚をリリース。沢田はソロ歌手としても11月『君をのせて』でデビュー。
森本は 「タローとアルファベッツ」を結成
岸部シローはフォークデュオのブレッド&バターと合流し、71年~72年にかけてシングル2枚、アルバム1枚をリリース。
- 1981
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- 1月、日劇が取り壊されるため、記念のイベント「さよなら日劇ウエスタン・カーニバル」にて瞳以外のメンバーで再結成。
- 11月21日、シングル『十年ロマンス』(B面/生きてることは素敵さ)発売。日本酒連盟CMソングに。
- 1982
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- 2月5日、シングル『色つきの女でいてくれよ』(B面/BA-BA-BANG)発売。コーセー化粧品春のイメージソングに。
- 2月5日、アルバム『THE TIGERS 1982』発売
- 5月10日、アルバム&ビデオ『A-LIVE』発売
- 「ザ・タイガース同窓会」として日本武道館ほか各地でコンサート。シングルもヒットし、「ザ・ベストテン」等にも出演。
(このころ瞳は中国の北京大学へ留学中で同窓会は知らされていなかった)
- 1983
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- 3月1日、シングル『銀河旅行』(B面/抱擁)発売。明星食品のカップヌードル「クイックワン」のCMソングに。
- 1989
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- 4月5日、大阪城ホールと6月10日、横浜アリーナでの「タイガース・メモリアル・クラブ・バンド」コンサートに瞳を除く5人で出演。
- 12月31日、40回記念の「NHK紅白歌合戦」に初出場。「花の首飾り」、「君だけに愛を」を演奏する。この時も瞳は不在。
- 1997
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- 沢田、岸部、森本のユニットTEA FOR THREEが結成。
- 3月26日、TEA FOR THREEのシングル『君を真実に愛せなくては他の何も続けられない』がリリース。カップリング曲の『あなたが見える』はNHK「みんなのうた」でも放映。
- 2008
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- 5月25日、『Long Good-bye』が収録された沢田のアルバム『ROCK'N ROLL MARCH』がリリース。森本太郎とスーパースターのアルバム『J.S.T. ROCK'N'ROLL』にも収録される。作詞:岸部一徳、沢田研二/作曲:森本太郎で、瞳へのメッセージが込められた歌である。
- 9月24日、沢田がNHKの「SONGS」に出演した際、最後に『Long Good-bye』を歌唱。
- ザ・タイガースのマネージャーであった中井國二が瞳の勤務する高校の学園祭に来校。当日瞳は不在だったため、残された名刺に後日瞳は連絡を取り再会。中井の謝罪にたいして、瞳はメンバーに会ってみようという気持ちに。
- 11月29日、京セラドーム大阪と12月3日、東京ドームで沢田の還暦記念のコンサート「人間60年・ジュリー祭り」 開催。
- 12月、瞳、沢田、岸部、森本が渋谷の居酒屋で約38年振りの再会を果たす。
- 2011
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- 2月25日、瞳の自伝『ロング・グッバイのあとで-ザ・タイガースでピーと呼ばれた男』出版。その記念パーティーに沢田、岸部、森本が駆け付ける。
- 7月18日、瞳が京都で講演会。40年ぶりにファンの前に姿を現す。
- 9月8日~、沢田の2011年-2012年ライブに岸部、森本、瞳がゲスト参加。全曲を鉄人バンドのサポートを得て演奏。全公演38回は各地で売り切れ続出。
- 2012
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- 1月18日、沢田、森本、岸部、瞳がNHK「SONGS-沢田研二 ザ・タイガースを歌う」に出演。5曲を演奏。
- 1月24日、日本武道館にて3人がゲスト出演した沢田研二ライブ千秋楽。360度座席を全部解放してのコンサートとなった。
- 6月29日、日本武道館でのコンサートを収録したDVD『沢田研二LIVE 2011~2012』発売。
- 11月19日、「瞳みのる・森本タローとスーパースターLIVE Childhood Friend」が中野サンプラザで開催。
- 12月12日、瞳みのる著『老虎再来』出版。
- 2013
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- 1月6日、沢田研二正月コンサート(渋谷公会堂)でザ・タイガースの初期メンバーでの再結成が発表される。
- 9月27日、5人そろってラジオ『オールナイトニッポンGOLD』に出演。
- 9月28日、ザ・タイガースとしてのシングル『White Christmas』発売。
- 9月28日、8か所のうち5か所のコンサートチケットが一般発売。ほとんどの会場が即完売。ドーム会場も数日で完売し、追加席が作られた。
- 10月28日、『White Christmas』がオリコン週間シングルランキング(集計期間:10月14日〜20日)で48位。TOP50に入るのは31年4か月ぶり。
- 11月15日、磯前順一著『ザ・タイガース 世界はボクらを待っていた』出版。
- 11月29日、瞳みのる著『ザ・タイガース 花の首飾り物語』出版。
- 12月3日、日本武道館を皮切りに全国8か所でのツアー開始。武道館は360度客席を開放。
- 12月27日、東京ドームでツアーが終了。シローも現れ「Yesterday」を歌う。メンバー6人がステージに揃うのは初めて。
- 2014
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- 6月13日、「瞳みのると二十二世紀バンド」結成、10月31日までの全国ツアー開始。
- 11月21日、森本タローとスーパースターの再結成15周年ライブ。ゲストのサリーと岸部大輔さんベース親子初共演。シローもサプライズ出演!
- 2015
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- 3月7日、岸部一徳主演映画「正しく生きる」公開
- 2016
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- 9月22日、瞳みのる 古希を迎える
- 9月28日、瞳みのる メンバーに囲まれ寿司屋で古希祝
- 10月29日、瞳みのる 北京LIVE
- 11月18日、森本タロー 古希を迎える
- 11月19日、ラゾーナ川崎での森本タロー古希記念ライブのアンコールで客席にいたザ・タイガースメンバーがステージに上がり、「青い鳥」「色つきの女でいてくれよ」を披露。サプライズ再結成となった。
- 2017
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- 1月9日、岸部一徳 古希を迎える
- 1月21日、岸部一徳 京都でメンバーに囲まれ古希祝
- 2月5日、ザ・タイガース デビュー50周年
- 7月16日、ジュリー50周年記念ツアー開始
- 12月16日、瞳みのる 台北LIVE
- 2018
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- 2月4日、加橋かつみ 古希を迎える
- 6月25日、沢田研二 古希を迎える
- 10月17日、ジュリー、埼玉の公演キャンセル騒動。テレビに連日取り上げられ、再評価され、ファン増える
- 11月18日、ジュリーの京都公演で、誕生日のタローがサプライズ出演。「青い鳥」を歌う。